これから海外でお手伝いさんを雇いたいなと思っているんだけど、どんな感じか聞きたい!
実際いいの?悪いの?
気を付けた方がいいこととかある?
こんな疑問に、香港でアマさんと呼ばれるメイドのフィリピン人お手伝いさんを1年雇ってわかったことを私の実体験に基づいて、このブログでお答えしたいと思います!
外国人を家に上げ、ましてや家の中のことをやってもらうのってすごく不安ですよね。この記事を読めばどんな人が・どのような目的で・どのようなお手伝いさんを雇って・どのような暮らしをしているかを知ることができます!
お手伝いさんを雇おうか迷っている人は、まず最後まで読んでみてから検討してみてくださいね!
Contents
海外でお手伝いさんを雇ってる日本人は多い

日本人の駐在先でやはり多いのがアジア圏。このアジア圏ではお手伝いさんを非常に安価で雇えるため、中流家庭でも雇っている人が多い印象です。
- 中国
- 香港
- 台湾
- タイ
- マレーシア
- シンガポール
- インド
- インドネシア
- ベトナム
- フィリピン
我が家は香港に赴任をしていますが香港のローカル一般家庭では共働きが基本なので決してお金持ちでなくても子供がいる家庭ではお手伝いさんを雇うのは当たり前で、雇っていないと「なんで?」と驚かれるほどです。
駐在員でお手伝いさんを雇っている家庭はこの中のどれかに当てはまる家族構成が多いです。
- 子供がいる
- 共働き(奥さんが現地就職もしくは在宅でフリーランスなど)
- 奥さんが妊娠中
特に妊娠中の場合は旦那さんが仕事で忙しく出張等もある場合、妊婦の奥さんが一人で現地に残ってしまうため近くに身寄りもない状態では何かあったときに大変なのでお手伝いさんを雇うという人が多いようです。
お手伝いさんを雇うメリット

家事、育児、仕事を分担できる
何といってもお手伝いさんを1年雇って、私が一番良かったと思うことが家族が生活するうえで必要な家事・育児・仕事を分担できることです。日本でワーママとして働いて家事も育児もワンオペでこなしているママさんには頭が上がりません…
我が家は、家事はすべてお手伝いさんの仕事。育児は私が仕事をしている間はお手伝いさんが行い、私が仕事から帰宅したらバトンタッチといった感じです。
家事に使う時間が完全に0なので子供ともたくさん遊んであげられ、自分もしっかりと休むことができています。
英語(外国語)の勉強になる
これは子供にとっても私にとってもですが、自然と英語をしゃべる機会が増えます。特に子供は自然と英語を身に着けることができるため、英会話教室に通わせる学費を考えると家事もしてもらえるしかなりお得だと思います。テキストで学ぶ英語と、日常生活で使う英語ってやはり違うんですよね。
自分が倒れた時の代打がいる
これ、実はママにとってすごく重要なんですよね。特に子供が小さいうちは自分が風邪をひいてもパパではうまくお世話ができず寝込むに寝込めなかったりします。しかし、お手伝いさんがいれば普段から子供の世話をしてくれているので丸一日寝込んでも何とかなります。しっかり休めればママの回復も早いです!
また、どうしても朝子供が早く起きちゃって自分も起きないといけない…なんて時も、お手伝いさんがいれば「お願いあと1時間寝かせて…!」なんてことも気軽にできてしまします。
お手伝いさんを雇うデメリット

他人が家にいるストレス
香港の場合は、お手伝いさんは住み込みでないと違法になってしまうので必ず一部屋を与えて一緒に住まないといけません。日本人の感覚からすると、他人が常に家の中にいるってちょっとストレスですよね。正直、私は1年たってだいぶ慣れたのですが例えば旦那も家の中を裸ではうろうろできないのでお手伝いさんを多少なりとも意識した生活にはなります。
まあ、私はどんな格好でも家中歩いてますがね!
自分の思うような家事・育児にならない
指示をどんなに明確に伝えても、やはり異国で育った人なので完全に自分の思う通りの家事や育児にはなりません。ここはある程度の割り切りが必要です。例えば我が家では、子供のおむつが濡れたら変えてねと伝えても5-6時間平気でつけていたことがあります。理由を聞くと、フィリピンでは紙おむつは高いので自分の娘には布おむつしか使っていなかった。日本の紙おむつは質がいいから、濡れたら取り換えるというのはおむつが完全にたまってからという意味だと思ったとのことでした。
虫に対する意識が違う
これはフィリピン人のお手伝いさんだからなのかもしれないのですが、フィリピンの家にはゴ〇〇リが当たり前のようにいたらしいです。香港の我が家でどんなに私が徹底的に窓の開け閉めや排水溝に注意をしていてもお手伝いさんは平気で窓を開けっぱなしにして掃除をしたりします。虫が入るからすぐにしめて!と言ってもその「すぐ」の感覚も違い、なかなか閉めない間に本当にゴ〇〇リが入ってきたりして…
これは今後も私の悩みのタネになりそうです…涙
費用はどれくらいかかるの?

住んでいる国の法律によって最低賃金が違いますが、2019年6月から我が家は雇用しておりこの時点での香港政府発表のお手伝いさんの最低賃金は4520HKDでした。なので我が家は日本円にして約6万2千円を毎月支払っておりこの月給で2年契約しています。
お手伝いさんてどんな人がなるの?

決してものすごく貧乏なわけではない
フィリピンでは若い世代の海外での出稼ぎはかなり一般的です。とても貧乏というわけでなく、中流家庭でも出稼ぎに行きます。もう出稼ぎに行かないと病弱な母に手術を受けさせてあげられない…などの超困窮家庭というよりは、自分の子供により良い未来を与えてあげたいと考え海外に行く人が増えているようです。なので大卒のお手伝いさんも多くおり、小学校の教員免許を持っている人がいいなど、その家庭に合うお手伝いさんを見つける人が多いです。
我が家のお手伝いさんのプロフィール
例えば、我が家のお手伝いさんはこんな感じのバックグラウンドを持っています。
- フィリピンの北部ちょっと田舎町の出身
- 現在30歳で8歳の娘が一人
- 旦那と娘、義理の両親と同居
- 旦那は病院の救急隊員で専門職なのでフィリピンの平均月収より高い
- 自分も高校卒業後に看護学校を卒業している
お手伝いさんの性格
我が家のお手伝いさんの性格はまとめるとこんな感じです。
- 真面目
- どちらかというとおとなしい
- 自らオープンにはしゃぐタイプではない
- 家族が大好き
- 子供が大好き
どうやってお手伝いさんを見つけたの?

我が家の場合は、インターネットの掲示板を使いました。詳細はこの記事に書いているので面接をするときのポイントなど、どの国でお手伝いさんを雇う場合でも応用できるポイントがまとまっています。ぜひ参考にしてみてください!

まとめ
その他、このブログの香港カテゴリーから香港>>お手伝いさんに行くと、我が家のお手伝いさんに関する記事がたくさん出てくるのでぜひ参考にしてくださいね!
- 海外居住の日本人はお手伝いさんを雇っている家庭は意外と多い
- 子供がいる、妊娠中、共働きなどどれかに当てはまるとお手伝いさんを雇った方が便利
- メリットは業務分担、外国語の習得、ママの代打
- デメリットは他人と住むストレス、100%自分の思い通りになるわけではない、虫に対する意識