香港に来たらまず用意すべき香港版Suicaのオクトパスカードを紹介します!
これは香港で生活をするうえでマストなアイテムです。香港では定期券という概念がどうやらないようで、毎日オクトパスカードで運賃を払います。また、日本と同じようにコンビニやスーパーなどでの支払いもこれ一つでOKです。
ちょっとした秘話もまとめましたので、この記事を読むとよりオクトパスカードが身近に感じること間違いなしです!

オクトパスカードの作り方
まず香港に到着したらすぐに空港で購入しましょう。香港内のどのMTRの駅窓口でも購入はできますが、空港から市内を結ぶ「エアポート・エクスプレス」に乗る際に、購入したばかりの「オクトパスカード」を使って乗車できるので便利です。香港国際空港の到着ロビーに着いたら、どの出口から出ても大きな電光掲示板が見えるのでその真下にある円形のオクトパスカード販売カウンターに行きましょう。
大人用のオクトパスカードはデポジット(50HKD)と最低チャージ(100HKD)で計150HKDです。現金で用意しましょう。
オクトパスカードの中身を使い切ったら
中身を使い切ったらチャージをしましょう。MTRの駅にあるチケットマシーンのうちAdd Value machineと書いてある機器を使います。
- カードを入れる
- お金を入れる(使える紙幣が限られているので注意)
の順番でチャージします。ただ、これから香港で生活していく人はいつまでもチャージし続けるのはなかなか面倒なので早めにクレジットカードを作ってオートチャージ登録をしましょう。

オクトパスを開発したのは日本人!
なんとこの香港市民の生活を支えているオクトパスカード、実はあの超有名日系企業のソニーが開発したものだったのです。
というのも、ソニーは当初ICチップのFelicaを開発しこれを次世代の切符として使えないかと考えていました。しかしJRからすると、それはすべての改札機を入れ替えることになるので予算の組み方がかなり大変ですよね。そこでソニーは海外を含めて他のパートナーを探し始めやっと見つかったのが香港だったのです。
現に香港オクトパスカードは1997年から導入されていますがSuicaが発行されたのは2001年です。ソニーも香港での実績を作れたことは、その後日本での本格導入でも非常に良かったのではないでしょうか。
オクトパスの由来はタコではない?
そんなこんなで、日本人が開発したICチップのオクトパス。どうやら名前の由来はタコのようにいろんな方向に八方伸びていくというだけではないようです。
さっとかざすだけで改札機を通れてしまうという意味で、日本語の”置くとパスする”という意味合いも込められているようです。なんだかオクトパスカードがもっと身近に感じませんか?
最後に
Suicaはあらゆる乗り物やスーパーなどで使えるので一枚持っているととても便利です。香港内のマンションによっては住民共有スペースの出入りをオクトパスで認証しているところもあるようです。いかにオクトパスが香港人の生活に根付いているかがわかりますね。