実は私、香港への赴任が決まる少し前に日本で矯正を契約して抜歯までしてしまっていたんです。矯正器具を付けた直後に香港赴任が決まり本当に焦りました…!
日本で矯正を始めてしまっている私のお財布とお口の中はもう血だらけでした…
何とかしてこの矯正を引き受けてくれる歯医者さんを香港で探しす必要がありました。
この記事は、こんな方に読んでほしいです↓
- 香港で腕の良い矯正歯科を探したい
- インビザライン、表側矯正、裏側矯正のできる歯医者をそれぞれ知りたい
- できれば費用は安い方がいい
- 日本でやっている矯正を柔軟に受け入れてくれる歯医者が知りたい
- 普通の歯医者さんでおススメがあれば知りたい
香港での矯正って日本より高いの?安いの?なども含めて気になりますよね。
しっかりとまとめたので、ぜひ参考にしてください!
Contents
歯科矯正の種類

まず、歯科矯正には大きく分けて3種類あります。
- インビザライン
- 表側矯正
- 裏側矯正
通常矯正治療というと歯に器具をはめますが、インビザラインは透明プラスチックのマウスピースをはめて歯を少しずつ動かしていきます。しかし抜歯を伴うほど大きく動かす矯正は、表側矯正や裏側矯正の”ブラケット”と呼ばれる器具を付けて動かすのが一般的なようです。
私は表側矯正でしたが、インビザラインや裏側矯正の方が目立たないので見た目にも響きません。
香港の歯科矯正事情

香港では一般医と専門医の区別が日本よりもはっきりと分かれています。例えば、Causewaybayにある総合病院のセントポールに行った際も、婦人科を受診したいのにまずは病院内の一般医を受診してからでないと婦人科は受診できませんでした。
歯科医とは
歯医者の中で一般医に当たります。虫歯の治療などは歯科医が行います。
矯正歯科医とは
歯医者の中で専門医に当たります。あくまでも矯正治療のみを行います。よって、矯正歯科の先生は例えば抜歯などはしてくれません。一つの歯医者の中に一般歯科医と矯正歯科医両方いない歯医者で矯正を行う場合は、ほかの歯医者への紹介状をもらってそっちで抜歯をしてからまた矯正歯科にもどってくるという流れのところもあるようです。
おすすめの矯正歯科
そんな香港で、私が最もおすすめしたい矯正歯科はCentral Smileです。

Central Smile
電話番号: +852 2816 1608 | 携帯: +852 6680 6638
12/F MANNING HOUSE, 48 QUEEN’S ROAD CENTRAL
一般歯科医と矯正歯科医両方おり、このホームページの男性が先生ご本人です。
インビザラインと表側矯正を扱っている
ここではインビザラインと表側矯正を扱っています。ここでの表側矯正はこのようなものでした。
- ブラケット(歯の上に付ける器具)は白いので目立ちにくい
- ワイヤー(ブラケット同士をワイヤーでつないで歯を動かす)は銀色だがワイヤーの上から白いゴムをかぶせてくれるので目立ちにくい
やさしさと気遣いがはんぱない
ここを人にすすめたい!と思う理由はやはり先生のスキルとスタッフの皆さんの人柄の良さです。
Baram Derek先生はイギリスと香港のハーフで香港大学を出ています。流暢な英語で冗談も交えながら毎回ワイヤーの調整をとても丁寧にしてくれます。
私はこのような治療内容だったので正直扱えないと言われた歯医者もあり、かなりのスキルがいる治療だったようです↓
- 右側下の臼歯とよばれる永久歯が一本欠如している
- そのため乳歯の奥歯がその場所に約30年間残っていた
- 乳歯の奥歯が抜け落ち、通常の永久歯抜歯よりも非常にに大きいスペースが生まれてしまった
- 通常、矯正治療は前歯を後ろに動かすが、私の場合は奥歯を前に動かす必要があった
先生の気遣いで、歯が動くときになるべく見た目に影響がないに笑ったときに見える8本の前歯に関しては、上下それぞれ大きな隙間があく瞬間がないように丁寧に調整をしてくれます。※日本でもこの気遣いをしてくれる歯医者さんとしてくれない歯医者さんがいます。
また、歯科助手の方達も本当に仲がいいんだなとわかるほど笑顔で、先生が良い職場づくりをしているのが手に取るようにわかります。
予約も取りやすく、硬いものを食べてブラケットが外れてしまった!というときも緊急で翌日にすぐ見てもらえました。
子供にもおすすめ
歯医者に入って右の廊下を進むと子供用の治療室・左の廊下は大人用の治療室と分かれています。子供用の治療室はおもちゃがたくさんあり、まさに外国の子供部屋といった雰囲気です。子供用の一般歯科治療と矯正を取り扱っているようです。
裏側矯正のおすすめ
このCentral Smileでは裏側矯正を取り扱っていませんでした。(2020年4月時点)
なのでインビザラインは無理でどうしても裏側矯正がいい!という場合は私の日本人の知り合いが行っていたOrthodontic Centreをお勧めします。ここのDr.Yau先生に診てもらっていたようで、特に不満はなかったと言っていました。
費用は合計100,000HKDで50,000HKDを振り込んだ後は3,000HKDずつ毎回支払っていました。

Orthodontic Centre
電話番号:2369 8828
Suite 1503, Hong Kong Pacific Centre, 28 Hankow Road
Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
費用について

Central Smileでの矯正詳細
Central Smileの費用は、合計55,000HKDでした。
※これ以外に初回診察料450HKDと初回レントゲン費用別途700HKDがかかりました。
この費用の中にはこのようなものが含まれており、追加費用は一切なしでした。
- 矯正器具一式
- 毎月の調整費用
- 緊急で診てもらう際の費用
毎回5,000HKDを支払うので計11回支払ったら、12回以上ワイヤーの調整が続いてもお金は発生しません。
インビザラインの方が安いようなので、インビザラインを希望する場合は先に言った方が良いです!
矯正の始め方
まず、初回はレントゲンと写真を撮ります。歯の型を取ってその型を使ってどのように歯が変化していくかシュミレーションします。私は初回からすでに日本の矯正器具を付けた状態でいったのでここではレントゲンのみの撮影でした。
矯正の期間
私は2018年4月から2019年12月末までだったので、約1年半ちょっとでしょうか。これは人によってかなり変わるので、よく相談をしてください。私は最後の半年間は矯正器具の上下にゴムかけをすることになりました。これがちょっと見た目に響くので嫌でしたが、ゴムかけに入れば最終調整なのであとちょっとです!
矯正が終わったら
リテーナーを長期ですることになります。よく、矯正をした期間とおなじだけリテーナーもすると言いますよね。Baram Derek先生の方針は、とにかく長い期間リテーナーをすることが重要とのことでした。なので、矯正を1年半したからリテーナー期間も1年半で終わりではなく、何年でも使ってほしいと言っていました。
また、Central Smileではこのような種類のリテーナーを扱っていました。
- 取り外し可能な薄手の透明プラスチック型
- 取り外し可能なワイヤー型
- 取り外し不可な前歯のみのワイヤー型
また、夜寝るとき用に取り外し可能な厚手の透明プラスチック型リテーナーがセットでついていました。
※リテーナーは別途お金がかかります
普通の歯医者のおすすめはある?
Central Smileには、実は口腔外科の先生もいるので一般治療もやってくれるようです。しかし、英語のみの対応になるので他にはどこかないの?と思う方もいると思います。
そんな方には、Baykey&Jacksonという歯医者さんがおすすめです。ここは日本語のホットラインも用意されていることから日本人の患者さんも多いです。

Bayley & Jackson Dental Surgeons Ltd.
日本語ホットライン:2537 8896
私が矯正開始の際に購入したもの
矯正中は虫歯にならないように通常以上のケアが必要です。普通の歯ブラシに加え、電動歯ブラシも併せて使いましょう。私はさんざんいろんなサイトを比較して、この電動歯ブラシを購入し香港にも持ってきました。矯正中はホワイトニングもできないので、ホワイトニング効果もあるところがポイントでした。矯正中は矯正器具の周りが黄ばんで色が取れにくいので注意です!
さいごに
日本でも矯正というと一般的には100万円近くするところも多いですよね。香港の矯正は、歯医者によっては本当に高いです。
しかし急にブラケットが外れたなどのトラブルもあるので現実的ではないと思いやめました。
香港で矯正を考えている方に、少しでも参考になればうれしいです!他にも、香港での生活情報を色々と書いているのでトップページから香港カテゴリーのブログ記事をチェックしてみてくださいね!
- 香港で矯正するなら雰囲気も費用もCentral Smileが断然おススメ
- インビザライン、表側矯正を扱っている
- 見た目に影響しないよう最大限配慮してくれる
- 一般歯科医もいる
- 子供の一般歯科、矯正にもおすすめ
- どうしても裏側が良ければOrthodontic Centreがおすすめ
- 他の一般歯科ならBaykey&Jacksonは日本語ホットラインあり
- 虫歯予防徹底のため電動ブラシと普通の歯ブラシの合わせ技が良い