さて香港駐在が決まって現地に着いたら街中に出る前にまず携帯を使えるようにしないとですよね。香港には日本と同じようにいくつか携帯会社があります。それぞれ特徴もあるので、自分に合った会社とプランを選びましょう。日本を出る際の事前準備も含め詳しく解説します。
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日本携帯キャリアの解約
日本の番号を残しておきたい場合は最も安いプランを契約して残す人もいますが、私は完全に解約してしまいました。番号を残しておいても、友人らとの連絡はLINEで繋がっており銀行などの登録情報は後術する050Plusというサービスを利用しているので特に問題ないと判断しました。
個人の2年契約の解約タイミングがあるので一概に今すぐ解約した方が良いとは言えません。2019年10月よりドコモ、ソフトバンク、KDDIより解約金がこれまでの約1万円から実質ほぼなしになる発表がされましたね。既存契約がある方でも対象となるケースもあるようで、各社ともに内容が少しずつ違うので日本を出る前に必ず確認してください。
また、ドコモ、ソフトバンク、KDDIを契約している方は日本にいる間にSIMロックを解除しておくことをお忘れなく!SIMロック解除は、携帯ショップでもできますが各社が用意しているマイページよりできるようになっているので、香港に来る前にチェックしておいてくださいね。
香港から日本に格安で電話を掛けられるように準備しよう
香港から日本への国際電話がどうしても必要な場合、また日本への一時帰国時に香港へ電話を掛けたい場合などあらゆるシーンで私が利用しているサービスが050PlusというNTTのアプリです。
050Plus
- IP電話で050から始まる自分の番号が持てる
- インターネットを通じて一般電話のように電話が掛けられる
- アプリ同士だけの通話でなく一般電話との通話ができる
- 高額な国際電話代がかからず海外通話も国内通話も直じ料金
- 留守電サービスがオプション料金なしで使える
- 日本の警察、救急車にはかけられないので注意
- 0120のフリーダイヤルでは050からの着信ができないものもあるので注意
この050番号一つ確保しておけば、日本を離れる際にクレジットや銀行などの登録情報も050で登録しなおせばOKです。日本で残している090の携帯番号だと、実際に香港では香港のキャリアのSIMを使用しているので着信があっても気づきません。050だとアプリなのでSIMは関係なく着信があれば気づけますよね。月額300円の固定費がかかりますが、NTTが提供しているサービスなので安心して使えます。

携帯電話の 国内通話料/1分 |
17.28円 |
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固定電話の 国内通話料/1分 |
2.26円~ |
月額基本料/月 | 300円 ※クレジット払い |
私は香港で子供を出産した際に自分の本籍地である市役所とかなり長い時間電話をしました。また、身に覚えのない楽天の利用明細があった際もカスタマーセンターへ電話するなどしたので、一つ契約を持っておくことをおススメします。
050Plus公式ページ:https://www.ntt.com/personal/services/phone/ip/050plus.html#overview
香港の契約契約事情
どの会社も2年契約を基本としていますが1年契約や最低利用期間なしの契約プランを提示している会社も中にはあります。その場合は少し割高になるようです。
大きく分けてメジャーな会社は3社あります。
- 3HK
- CSL
- SmarTone
私のおすすめは3HKかCSLです。理由を含め、この2社についてこの記事では解説しますね。
まずは空港の1010でSIMを買おう
香港国際空港に到着したら、到着ロビーのLevel5にある1010という黄色い看板のお店に行きましょう。荷物を受け取ってすぐの場所にあり、朝7時から夜23時までやっているので便利です。ここではSIMを指すところから設定まで全てやってくれます。残念ですが、日本語は通じません。。。
購入するSIMの種類
旅行者用SIMを契約する場合
旅行の場合、もしくはじっくりと後で契約プランを考えたい場合はまずは旅行者用SIMで問題ないでしょう。例えばCSLでは2020年3月時点で下記のようなプランが用意されています。
5日間プラン |
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8日間プラン |
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CSL旅行者SIM詳細:https://www.hkcsl.com/en/discover-hk-tourist-prepaid-sim/#section1
通常の2年契約月額プランを契約する場合
実は、2018年の時点で実はこの1010で通常の2年契約のSIM契約もすることができました。事前出張などですでに家を決めており会社発行の住所証明が手元にある場合は2年契約の月額プランをここで契約することをおススメします。理由は、結局香港への引っ越しでバタバタしており携帯の契約をわざわざしに行くのが煩わしくなるからです。。。契約の際は香港IDがまだなくてもパスポートがあればOKでした。その月や年によりプロモーションが少し変わるのでよく確認してください。
契約の際に必要なもの
- パスポート(香港IDは後程でもOKでした)
- 住所証明
- クレジットカード(なくてもOK)
住所証明は下記記事で解説しているものでOKでした

また、日本の3大キャリアに比べ、香港の携帯料金は非常に安く格安キャリアレベルの値段です。
CSL 5GBプラン参考 |
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3HK 5GBプラン参考 |
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CSL(速度4Gプラン)公式サイト:https://www.hkcsl.com/en/new-data-and-voice-service-plan/(※通常は158ドルですがCSLではキャンペーンで速さ4Gデータ容量5GBプランを118ドルで提供していることがよくありますhttps://www.hkcsl.com/tc/21mbps-offer/)
3HK(速度4Gプラン )公式サイト:https://web.three.com.hk/plans/21msim/index-en.html
データ容量については、もともと日本で契約していたプランのデータ容量と見比べてください。基本的に家や職場でWiFiを利用するのであれば5GB程度の契約をすればOKかと思います。速度も4Gあれば問題ないです。
ジャパンデスクがあるのは3HK(Three HK)
スリー・エイチケーや、スリー・ホンコンなどと呼ばれるこの会社の利点は、ジャパンデスクがあること。ドコモと協業関係にあるので、2019年時点では日本のドコモから香港に派遣された日本人も働いているようです。
3HKジャパンデスク
お問い合わせ:(+852)2126-6188
メール:3hk.japandesk@hthk.com
【おススメ】通信状況が最も安定しているのはCSL
私はそれでもCSLをおすすめします。理由は私の経験上、回線が最も安定していると思うからです。我が家は私が3HK、旦那がCSLなのですが私の3HKの電波がなかなか弱いなと思うときでも必ず旦那のCSLはしっかり電波が立っています。住む場所にも左右される可能性はありますが、やはり私の周りの香港人もCSLを利用している人が多いです。
まとめ
私のおすすめは、香港国際空港でCSLの5GB程度の容量のプランを2年契約することです。私は、2018年に契約したプランで速さは4G、データ容量は5GBの毎月118ドルを支払っています。1010で説明を受けた際は最低2年以上使用すればその後いつ解約しても解約料金はなしということでした。まずは空港で、1010に行ってみてください。
街中にもCSL,3HK、SmarToneのショップはたくさんあるので空港到着後忙しければ、街中のショップに足を運んでみてくださいね!
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