香港に引っ越すと、生活の立ち上げで色々と初期出費が出るのは避けられませんよね。香港ドルでの給料をもらうまでは日本円を換金、もしくは日本のクレジットカードを使うことになります。これは手数料も必要ですので積み上がると意外と大きな損失になります。ですので香港ドル建てのクレジットカードをなるべく早く作ることをおススメします。
香港でのクレジットヒストリーもない日本人でも審査が通りやすく即発行可能なカードは香港AEONカードです。また、時間はかかりますがJALのマイレージ番号を紐づけをしたAEON JALカードも発行可能です。ではさっそく解説をはじめます!
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AEONカードとAEON JALカードの審査期間違い
どちらも香港在住の18歳以上なら申込ができます。香港にはイオンがあるので持っていると利用できる特典が魅力的です。
香港に来たばかりで買うものがたくさんあるが日本円を換金し続けるのは手数料ももったいない…でも香港ドルでのお給料が振り込まれるのは一か月先…
そんな時は最初の一か月間クレジットでしのぐのにAEONカード(JALとの連携なし)がおすすめです。理由は、通常のAEONカードは店舗で申し込みをすると即日発行可だからです。AEON JALカードは1ヶ月ほど発行に時間がかかります。また、AEONカードの場合はVISA,Masterなどから選べますがAEON JALカードはMaster一択です。
イオンカード
- 年会費無料
- お客様感謝デー(毎月2日と20日)で5%OFFなどの割引が受けられる
- その他イオン会員価格の表示がある商品は会員価格で購入できる
- その他イオンカード会員向けに不定期にイオンが行うキャンペーンを受けられる(指定期間内に1回500HKD以上の買い物をすると50HKD分が値引きされるなど)
- 香港のSUICAであるオクトパスカードのオートチャージができる(残高が0HKD以下になると1日一回まで250HKDオートチャージ)
イオンJALカード
- 年会費480HKDが初年度無料
- 12か月間で30,000HKDをクレジットカードで切ると翌年度の年会費も無料
- 12か月で150,000HKD以上をクレジットカードで切ると香港発のJAL便利用時に香港空港内ラウンジThe Qantasが利用できる
- お客様感謝デー(毎月2日と20日)で5%OFFなどの割引が受けられる
- その他イオン会員価格の表示がある商品は会員価格で購入できる
- 成田および羽田の指定免税店での買い物が5%OFFになる
- その他イオンカード会員向けに不定期にイオンが行うキャンペーンを受けられる(指定期間内に1回500HKD以上の買い物をすると50HKD分が値引きされるなど)
- 香港のSUICAであるオクトパスカードのオートチャージができる(残高が0HKD以下になると1日一回まで250HKDオートチャージ)
- 海外為替手数料無料香(香港以外の外貨決済の際、取引手数料は無料)(国際ブランドの取引手数料は除く)
2020年3月時点の特典です。詳細はAEONカードのページより確認してください。
AEONカード概要:https://www.aeon.com.hk/jp/
クレジットカード作成に必要なもの
AEONカードは店頭で、AEON JALカードはネットにて申し込みすることを想定しています。
AEONカード
- 【必須】香港ID(店頭であればパスポートでも代替可能)
- 【必須】香港の携帯電話番号と住所
- 【任意】住所証明(公共料金明細、携帯明細、会社発行のレター等)
- 【任意】3か月分の所得証明
AEON JALカード
- 【必須】香港ID(店頭であればパスポートでも代替可能)
- 【必須】香港の携帯電話番号と住所(カードが出来上がるとショートメッセージが来るので自分で取りに行きます)
- 【必須】JALのマイレージ番号
- 【必須】住所証明(公共料金明細、携帯明細、会社発行のレター等)
- 【任意】3か月分の所得証明
クレジットカードの支払いは口座引き落としではない
用意するものの中に銀行口座の情報が入っていないことが不思議ですよね。香港ではクレジットカードを作る場合、申込時には銀行口座情報は記入しません。現金、小切手、コンビニ振替、PPS、ネット払い(ビルペイメント)などから支払い方法が選べるためです。しかし日本人としては銀行引き落としの方が楽なはず。その場合は、のちに記載しますが審査が終わりカードを受け取ったら店頭で口座情報を登録を行います。
クレジットカードを申し込む
店頭申し込み
AEONカードは店頭申し込みの場合は香港IDがあれば30分程度で審査が通ることが多いため店頭申し込みがおすすめです。審査の参考になるので、任意の資料はあれば店頭へ持っていく方が良いです。AEONクレジットの支店もしくはAEONストアにあるAEONクレジットカウンターへ行ってください。
場所:https://www.aeon.com.hk/en/html/useful-info/atmbranches.html
ネット申し込み
AEON JALカードは店頭申し込みでも発効までに一か月程度かかるためネット申し込みでもあまり変わらないです。オンラインでの審査をする場合は審査が通らないと面倒くさいのでなるべく任意の資料も用意してください。
- https://www.aeon.com.hk/jp/html/admission.htmlから任意のカードをクリック
- Apply nowをクリック
- Non-AEON Netmember or New CustomerのApplyをクリックし情報を入れていく
- 入力が終わったら”application@aeon.com.hk”あてに香港IDカードのコピー、香港の住所証明のコピー、収入証明のコピー(収入のある人のみ)を送る
メールは日本語で送付しても日本人が対応してくれ問題ありませんでした。
私が申し込んだ際、収入証明は日本の直近三か月分の給与明細でOKでした。メール送付日のレートで換算し香港ドルだといくらかを赤ペンで明細の余白に記載し提出しましょう。
例:支給総額20万円=200,000円×0.07(2020/3/23レート)=14,000HKD
住所証明はまだ公共料金の明細等がなければ所属している会社から住所証明を出してもらっても構いません。私はHSBCでの口座開設時に使用した住所証明を転用しました。


カードが出来上がるとショートメッセージが来る
ネット申し込みをし審査が完了しカードが出来上がると、登録した携帯電話あてにショートメッセージが来ます。このショートメッセージにどの店舗でいつ受け取りができるかの記載があります。
このメッセージが受け取れないと、受け取り期間も過ぎてしまう可能性があるので必ず受信できるようにしてください。通常、最寄りのAEONクレジットの店舗が指定されています。
銀行口座の登録・オクトパスカードのオートチャージ申込み
クレジットカードを登録した際に使用した身分証(パスポートor香港ID)、銀行のキャッシュカード、オクトパスカードを店頭に持っていくと銀行口座の登録・オクトパスカードの登録ができます。
日本で流通しているSUICA一体型のクレジットカードではなく、あくまでもオクトパスカードは別で必要です。オクトパスカードの個別番号とクレジットカードを裏で連携させるためオートチャージができるようになります。
太古、ワンポア、将軍奥などにあるAEONストアのクレジットカードカウンターでもできるので、受け取りで時間がなければAEONに買い物に行った際に申し込みをしましょう。
銀行口座紐づけの際は店番号と口座番号を書く必要があるので、こちらのブログもチェックしてください。

明細が来たら支払いをしよう
まだ銀行口座の連携ができていない間は、HSBCのATM(もしくはHANSEN BANKのATM)、AEONカードのATM、コンビニでも支払いができます。Minimum paymentという額が明細に記載されているので最低その金額を期日までに払う必要があります。AEONカードの店舗・ATM情報は下記です。
https://www.aeon.com.hk/en/html/useful-info/atmbranches.html
さて、クレジットカードも発行できようやく生活が落ち着いてくるのではないでしょうか。
新生活の立ち上げはお金も時間も体力も消費して大変ですよね。
一日でも早く香港での生活に慣れるよう、影ながら応援しています!